この記事をまとめると■ATのなかでもっともベーシックといえるのがトルクコンバーターAT ■最近よくロックアップ機構付きという言葉が添えられている ■ロックアップ機構の仕組みや効果について解説する トルクコンバーターを機械的に固定する仕組み ATやCVTのトランスミッションには、エンジンからの力をON/OFFするための自動クラッチが組み込まれています。その多くはトルクコンバーターという油圧を介したクラッチが使われています。いわゆるトルコンですね。トルクをコンバート(変換)するという意味で判るように、2倍から3倍ほどへトルクを大きくすることができます。ただし当然それと引き換えに回転数は低くなるので、結果として半クラッチのような状況が作りやすい特徴があります。だからトルコンを採用しているATやCVTの発進は滑らかなのです。 トルコンのトルク増幅機能を生かせば、通常のマニュアルトランスミッションが
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