「通名」が「特権」だと思われているということを、最近知りました。 「通名」と「本名」、「本名」か「通名」ということについては、小学校時代からの悩みのタネでしたけれど、それは、わたしにとっては「特権」というよりは、とても大きな負担のようなものでした。これが、「特権」に見えるという文脈は、わたしにはまったくなかったので、「特権」だといわれて、正直おどろきました。いまでも、理解できません。 先日、書いた文章のなかで、パレスチナ問題の学習会に参加をしたとき、「本名」を言おうかどうか少しまよいました、と書きました。そこに注目されて、ほら、都合のよいときに、「通名」を使ったり「本名」をつかったりと使いわけているではないか、そんな自由きままに「選択」ができるということは「特権」ではないのか、というようなコメントをいただきました。誤解を受けるような書き方だったのかも知れないと思うので、少し補足しておき