2024年9月22日のブックマーク (2件)

  • 政治の世界から退いたオードリー・タンがこれから「実現したい世界」 | 「共有」と「協働」の精神で変革を

    天才プログラマーとしてビジネス界で活躍し、台湾史上最年少の35歳で入閣後は、迅速かつ効率的なパンデミック対策を講じたことで知られるオードリー・タンが、今年の5月にデジタル担当相を退任した。彼女はいま、新著を引っ提げて世界を巡っている。幸福で包括的な場所という、彼女が理想とするウェブのヴィジョンから、私たちは何を学べるのか。英紙「ガーディアン」がインタビューした。 いつ死ぬかわからなかった子供時代 オードリー・タンの人生のスタートは、決して楽なものではなかった。 ハッカーから台湾の大臣に転身した彼女は、4歳のときに、心臓に開いた穴を塞ぐ大手術を受けなければ、5割の確率で亡くなると宣告された。主治医からは「過度に興奮すれば、いつ命を落としても不思議はない」と告げられたが、手術を受けるまでに8年も待たねばならなかった。 こんな宣告をされたら、自己中心的になり、短い人生を自分のためだけに生きようと

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    futab
    futab 2024/09/22
  • 南太平洋の「ユダヤ人」──他者との共存をメラネシア的に考える ひろがりアジア(14)|橋爪太作

    2019年2月20日、私は南太平洋のソロモン諸島・マライタ島で、調査先から帰るための乗り合いトラックを探していた。この島では個人や企業が所有するトラックが実質的な公共交通機関となっており、料金を払えば誰でも乗ることができる。待っても待っても来ないので道沿いに歩いていると、フロントガラスにダビデの星が描かれたトラックが後ろからやってきた。同行する友人が、助手席に座るサングラスをかけたひげ面の男を指さし言った。「あれが予言者マイケル・マイリアウ。このトラックは彼の支持者のものだ」。 荷台によじ登ると、意外なことが待ちうけていた。現地の人々に交じって、ヘブライ文字が書かれたキャップをかぶった若い白人の男が一人ぽつんと座っていたのだ。話を聞くと、彼はイスラエル出身のバックパッカーで、マライタ島でビレッジステイする計画なのだという。 「ステイ先はインターネットで見つけた。これからこの人たちの村に一週

    南太平洋の「ユダヤ人」──他者との共存をメラネシア的に考える ひろがりアジア(14)|橋爪太作
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    futab 2024/09/22