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Visual Studioには2005からDebugger Visualizersという機能がこっそり入っていて そのおかげでSTLコンテナの状態がデバッグウィンドウで見やすくなっています。 デフォルトでDebugger Visualizersが有効になっているので、 vectorをデバッグしてみると以下のようにデバッグウィンドウに表示されます。 Debugger Visualizersを無効にした場合は以下のように表示されます。 これを見れば、Debugger Visualizersのおかげでどれだけ見やすくなっているかがわかると思います。 なんだかよくわからない値ではなく、要素数と要素がはっきりわかるようになっています。 Debugger Visualizersは、コンパイラに同梱されたライブラリのみに適用されるだけでなく ユーザー定義のライブラリにも適用することができます。 Visu
はじめに プログラマには、ドキュメント、とくにプログラムの内部仕様書を書くのが苦手、 という人が多い。 その理由は明らかであって、そもそも、ソースコードに (バグも含めて)*1 すべての仕様が子細もらさず書かれているのに、なぜ、さらにそれと独立した仕様書が必要なのかと、 (半ば本気で) 思ってしまうからである。 ソースコードと独立にメンテナンスをしなければならないような仕様書は、 いずれソースコードと整合性が取れなくなって、無意味ならまだしも、 かえって害をなす存在となり果てることもある、ということを、 彼らは経験的に理解しているのである。 (*1) Ruby の作者である、まつもとゆきひろ氏は、 その著者『オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby』の中の「付録C Ruby 用語集」で、 次のように書いている: ドキュメント まつもとの苦手なもの。彼は普段から「ソースがドキュメントだ。
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