前の記事 アンキロサウルス「しっぽの威力」をCTスキャンで実証 「増加する老朽化ダム」の脅威:検査・改修には巨額が必要 次の記事 中国、レアアースの輸出禁止を検討 2009年8月27日 Nathan Hodge レアアース(希土類元素)は21世紀の技術にとっての生命線だ。これがなければ、スマートフォンもハイブリッドカーも精密誘導兵器もありえないだろう。そして世界のレアアースの大半を採掘している中国は、その戦略的な価値に気付き始めたようだ。[レアアースは17種類の元素のこと。中国(チベット)が世界の産出量の90%以上を占めている] イギリスの『Telegraph』が報じた記事によると、中国の工業情報化部は、テルビウム、ジスプロシウム、イットリウム、ツリウム、ルテチウムの輸出の完全禁止を検討しているという。また、他のレアアースについても国外販売を制限する可能性があるようだ。 だがまだ慌てる必要