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artと読み物に関するfutoshi0417のブックマーク (3)

  • じぶんのなかに狂気をちゃんと飼っておく

    高1の夏。N君が死んだ。ガスの元栓につないだホースをくわえて。彼は、僕たちのバンドのヴォーカルで、ロバート・プラントばりというわけにはさすがにいかなかったけれど、ポール・ロジャースばりでは明らかにあった。ものすごく人気があって、女のコたちにはもちろん、同じくらい男子からも。この両立は実は、なかなか難易度高い。でも、そうじゃないと、スター、ましてやカリスマにはなれない。ま、1970年代の渋谷区港区の一部地域だけのカリスマだけどね。N君は、かっこよかったのはもちろんだけど、なにしろアタマがよかった。ついでに学校の成績もかなりよかった。 高校生男子にとって、いちばん重要なこと、つまりモテるために必要なのは、ルックス、スポーツ、バンド。以上終わり。なのであって、つまり、モテの道はかなり限定されていた。想像するに、今もそうだろう。これが、大学生になると、将来性だの、家が金持ちだの、いいクルマ乗ってる

    じぶんのなかに狂気をちゃんと飼っておく
  • ARTAMA

    Ashの音戯語り12ヶ月 Ash(舞台演出家/脚家/錦琵琶奏者) 四月 長野に住んでいるスノーボード仲間から小包が届いた。 <音で聴く、12ヶ月の短編ストーリー>

  • 京都六景/親父とお寿司 - Everything You’ve Ever Dreamed

    京都の秋を三点ほど描きました。過去に描いた《秋もの》とあわせて《京都六景/秋》をご覧ください。 ※以前ブログで発表したものは画像を大きめにしてあります。 僕は自分で撮った写真をもとに絵を描くことが多い。仕事で月の半分以上を京都で過ごす父のもとを僕や家族はときどき訪れていた。その際、僕は譲ってもらったローライ35で寺や神社や街を撮っていた。 そういう、写真だ。僕は写真を眺めながら、最後に京都に行ったときのことを思い出していた。 最後に父を訪ねて京都へ行ったときのは十七才の秋だ。 一人、新幹線を降り、待ち合わせの京都駅で顔を合わすなり、父は、遠いところまで来たんだ、せっかくだからと、僕を高級寿司屋へ連れて行ってやる、一貫千円だぞ、と誘った。父は寿司が大好物だった。僕は、そんな高いモノはいい、適当な飯屋でも入ろう、それに寿司はあまり好きじゃないと断った。父は、そうか、と残念そうな声を出した。嘘だ

    京都六景/親父とお寿司 - Everything You’ve Ever Dreamed
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