世界市場での、2008年の年末商戦の結果が見えてきました。 WiiとニンテンドーDSの圧勝でした。他のハードがほぼ例年並み(あるいは例年より下落)だった中、WiiとDSが数字を伸ばし、ゲームビジネスの活況を支える結果となったようです。 たとえば北米市場。全世界的な不況の震源地にもかかわらず、2008年の年末シーズンでは記録的な数値を叩き出しました。Wiiは11・12月だけで400万台を販売し、年間の累計販売台数が1000万台を突破。単独ゲーム機での史上最高記録を達成しています。 ニンテンドーDSも元気です。こちらも年末年始の売れ行きは凄まじく、12月の販売台数だけで300万台を突破。日本や欧州と比較して、携帯ゲーム機市場が弱いといわれる北米市場でも、じわじわと携帯ゲーム機市場に火がついてきたのかもしれません。 欧州市場も堅調。かつては日本と同じくらいの市場規模にすぎませんでしたが、ここ数年