元農水次官の熊沢英昭被告が自宅で44歳の長男を殺害した事件の裁判で、検察側は懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡した。東京地裁は「強固な殺意に基づく危険な犯行で、息子と同居してわずか1週間ほどで殺害を実行した経緯は、短絡的な面がある」と指摘した一方、「長年にわたり、安定した関係を築く努力をしてきた中で、同居翌日から息子の暴力で恐怖を感じるなどの事情があったことは否定できない」と述べた。 熊沢被告とは、一体どのような人物だったのだろうか。拘置所で面会した知人や親交のあった友人がコメントを寄せた「週刊文春」2019年8月15・22日号の記事を編集の上、再公開する。なお、記事中の年齢や日付、肩書き等は掲載時のまま。 ◆ ◆ ◆ 熊沢が「息子を刺し 殺した」とみずから110番したのは、今年6月1日午後のこと。自宅1階で事切れていたのは、長男の無職・英一郎氏(44)だった。 「長年、英一郎氏は母親の所有
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