米アラスカ州のサラ・ペイリン知事が11日から3回にわたり、共和党の副大統領候補に指名されて初めて、ニュース番組のインタビューを受けました。2週間近くも、記者の質問に答えなかったという異例ぶりと合わせて、「72歳の大統領候補の副大統領候補でなければ、この人の発言をこんなにじっくり吟味する必要などなかったはずなのに」という思いがやたらとこみ上げてくる内容でした。(gooニュース 加藤祐子) このコラムを読んでくれている人に、「署名入りで『コラム』と銘打っているのだから、自分の好き嫌いが出るのをそんなにイチイチ断らなくてもいいのでは?」と言われました。そんなことを言われてしまうくらいに、ペイリン知事への筆鋒がなかなか中立になれないので、ABCニュースの単独インタビューについては、あえていわゆる「論評抜き」というスタイルにしてみようと思います。「論評抜き」と言ったところで、インタビューのどの部分を