【ドイツ代表の移民選手たち】 2002年のワールドカップに同国史上初の黒人選手としてアサモアが出場して以来、黒人を含む移民の代表選手がクローズアップされるようになったドイツ。他にも母親がイタリア人でスイス生まれのノイビルや、両親がポーランド人で9歳の時にドイツへ移住してきたクローゼが選出されるなど、この大会前後から移民の代表選手が少しずつ増加していきました。 2006年、自国開催となったワールドカップでもクローゼと同様に2歳でポーランドから移住してきたポドルスキー、ドイツ生まれながらガーナ人の父親を持つオドンコールの活躍があり、ドイツ代表の中でも移民の存在は徐々に特別なことではなくなってきたように思います。 【A代表の24人中9人、全体の約38%】 今月18日に行われたコートジボワール戦に選出されたドイツ代表の中には、ジェローム・ボアテンク(父親がガーナ人)、アンドレアス・ベック(ソ連