〈甲乙閑話〉「桐島」、常識を覆す 【西田健作】映画興行は公開週が勝負。そんな業界の常識から外れた作品が、ひそかに注目されている。 8月11日公開で、今も上映が続く「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)だ。一度は「死んだ」作品だった。 前評判は高かった。高校が舞台の群像劇で、モテる者とモテざる者との格差をユーモアを交え痛切に描いた。 非モテで映画部の前田、「おまた~」が口癖の武文らが登場する。全国132スクリーンで公開。 大作「アベンジャーズ」に対抗し、「ハリウッドよ、これが日本映画だ」と宣伝した。 だが、思惑は外れた。公開週末の興行収入(興収)は3千万円にとどまり、最終的には1億円台半ばの見込みに。 興収は通常、前週の7、8割に落ちていき、4週間で上映は終わる。スタートダッシュに失敗し、盛り返した映画はほとんどない。 でも、「桐島」はしぶとかった。新宿や池袋で成績が落ちず、新宿では10
昼食後の授業や仕事はうとうとしてしまって身が入らないという人も多いのでは。前日の夜更かしや、ランチを食べ過ぎたからなど、睡魔に襲われる主な理由は自分にあると思いがちだ。しかしこのほど、午後になると眠くなる原因は、教室やオフィスなどの環境にあるという研究結果が発表された。 米科学者がおこなった研究によると、人口密度の高い室内は外と比べて二酸化炭素の濃度が高く、それが人の集中力や判断力に影響を与えている可能性があるそう。実験で、二酸化炭素濃度の違う部屋で被験者にあるテストを受けてもらったところ、一般的な室内の濃度である1000ppmに達した時点からパフォーマンスの低下が見受けられ、濃度が2500ppmになると明らかな変化が現れたという。 通常、外の二酸化炭素濃度は380ppm程度だが、室内は1000ppm、会議室など狭い空間に何人もの人が長い時間集まった場合は3000ppmほどに上ることもある
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