企業が必ずしなければならない基幹業務といえば、規模、業種を問わず財務管理・会計業務があげられる。オフコン時代から、財務管理・会計業務機能は、システムに必須になっていた。 財務管理・会計業務は、一連の業務内容の汎用性が高い。そのため、業務パッケージの中で最もパッケージ化しやすく、多くの製品が市場に登場している。 圧倒的に高いOBC「勘定奉行」のシェア SMB(中堅中小企業)における財務会計パッケージでは、OBCの「勘定奉行」が頭ひとつ抜けており、約30%の高いシェアを占めている。2位は弥生の「弥生会計」で17.1%、3位は「PCA会計」(ピーシーエー)で13.9%となっている。 4位以下は混戦となっている。ただし、ミロク情報サービスの「財務大将」が6.1%、大塚商会の「SMILEα財務管理」が5.4%と、上位3社とそれ以下はかなり差が開いている。 「勘定奉行」の強さは全国の数多くの販売店によ