EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
クラスメソッド株式会社 福田 寅成 2009/7/10 昨今関心が高まる一方のクラウドだが、クラウドの“クライアント”についてはあまり取り上げられないのが現状だ。本連載では、同じく未知の可能性を秘めるRIAをクライアントにして、サンプルを基にクラウドとの連携アプリケーションを検証していく クラウドの“クライアント”について考えていますか? 昨今「クラウド・コンピューティング」(以下、クラウド)に対する関心が高まっています。「アプリケーション開発のさまざまな面でパラダイムシフトが起こる」といわれており、次第に多くの技術者に理解されるようになりました。その半面、実用について考えると、まだ若い技術であるということもあって特に“業務”アプリケーションへの適用は非常に限定的なものになっています。 そしてクラウドに関しての言及は、インフラからデータベース、分散並列処理、クラウド上にデプロイするサーバア
Salesforce.comによると、クラウドコンピューティングに関する同社とGoogleとの提携は、費用効果に優れたIT利用形態を中堅中小企業に提供するという。Salesforceは以前からFacebookおよびAmazonとも提携するなど、クラウドに本腰を入れる姿勢を示してきた。 オンデマンドCRMベンダーのSalesforce.comは、Googleと提携を結び、自社のForce.comプラットフォームをGoogle App Engineアプリケーションへのサービスとして利用できるようにすると発表した。Google App Engineは、Googleのクラウドベースのアプリケーション開発プラットフォーム。この提携により、Salesforceの開発者は、Googleの分散型ストレージシステム「Bigtable」にネイティブでアクセスできるようになる一方で、Google App Eng
GoogleとSalesforce.com、クラウドコンピューティングでOracleとMSを批判:口論の行方(1/2 ページ) Web 2.0 Summitのクラウドコンピューティングパネルで、Salesforce.comのマーク・ベニオフCEOがOracleとMicrosoftを痛烈に批判した。一方、Googleエンタープライズ部門のデイブ・ジルアード社長は、「Microsoft Office WebよりもGoogle Appsの方が“おいしい果物”だ」と述べた。 理想をいえば、11月6日にサンフランシスコで開催された「Web 2.0 Summit」でティム・オライリー氏が進行役を務めたクラウドコンピューティングに関するパネルディスカッションには、Oracleのラリー・エリソンCEOとMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOにも参加してもらいたかった。 そうすれば、両氏はSales
世界最大のSalesforce利用企業として,注目を集めた日本郵政グループの導入事例。SaaS/PaaSを活用し,3万人余りが利用する情報共有システムを2カ月で構築した。1年間の利用経験を基に,全職員10万人へと利用範囲を広げようとしている。 「やれることとやれないことの見極めに重点を置いた」。日本郵政グループ 郵便局会社のCIO(最高情報責任者)を務める岩崎明 常務執行役員(写真1)は,民営化以後約1年のシステム運用をこう振り返る。「利用者は2万~3万人とかなりの規模だが,現在のところ全く問題無く利用できており,スピードや品質には満足している」。 利用者3万人で「試行」 郵便局会社は,2007年10月に日本郵政公社が民営化して発足した日本郵政グループの1社。貯金,保険,郵便というグループ3事業の代理店業務を担う。発足以来,セールスフォース・ドットコムが提供する「Force.com」上に開
米セールスフォース・ドットコムは2008年11月3日(米国時間)、年次総会「Dreamforce 2008」をサンフランシスコで開催した。今回のテーマは「Cloud Expo」(写真1、写真2)。同社のマーク・ベニオフ会長 兼 CEO(最高経営責任者)は「今日、みなさんは時代の転換を目の当たりにする。当社はクラウドコンピューティングで、業界と皆さんの会社を変革する」と訴えた(写真3)。 過剰なまでにクラウドコンピューティングにおける自社の立ち位置をアピールする様は、直前にクラウドOS「Windows Azure」を発表した米マイクロソフトに当てつけるかのようだ(関連記事:Windows 7とWindows Azureの発表で沸いた「PDC 2008」の1週間)。 「先週、マイクロソフトのレイ・オジー(チーフ・ソフトウエア・アーキテクト)は、クラウドが将来の姿と宣言した。Windows Az
「Salesforceのアプリケーションを作り込んで利用したい、というユーザーの声に応えるには、独自のプログラミング言語を開発するしかなかった」。米セールスフォース・ドットコムの共同創業者で、テクノロジー統括責任者を務めるパーカー・ハリス代表取締役副社長(写真)は、同社が10月に発表したプログラム言語「Apex(エイペックス)」を開発した理由について、このように語る。 Apexは、同社のCRM(顧客関係管理)ソフト「Salesforce」をカスタマイズするためのプログラミング言語。「基本はデータベース操作言語と同じ」(ハリス副社長)で、トランザクション処理を伴うカスタマイズを可能にしたものだ。ハリス副社長によると、「アプリケーションをカスタマイズする際、問題となっていたのが、トランザクションの処理だった。Apexによって初めて、データベース管理システムに対して、プログラムが完全に処理を完了
Salesforce.comの07年度第3四半期は、決算報告によると、前年同期比で売上げが大幅に伸びたにもかかわらず($74M→$118M)、営業利益は損失でした。これで、07年度は3四半期連続で「営業損失」となっています。 同社は、アプリケーションの機能、品質レベル、顧客満足度、拡張性などの様々な点で本格的なSaaSの先駆けと見られています。07年度は通期で$500M近くまで売上げを延ばし、スター街道を驀進するはず・・・と皆が思っていました。 しかし、どうして儲からないのでしょうか。 同社の見込みでも今年度は通期で利益が出ないとネガティブな予測をしています。あまりに高機能なサービスであるため、開発費が膨らんでいるのでしょうか。いや、前期の数字ですが、売上高に占める開発費の比率は9%と新興企業にしては低いぐらいです。一方で、販管費の比率は76%にも達しており、粗利の75%を上回ってしまって
セールスフォース・ドットコム日本法人と新日鉄ソリューションズ(NS-SOL)は10月30日、販売代理店契約を締結したと発表した。両社は11月1日から、セールスフォースのオンデマンド型CRM(顧客関係管理)サービス「Salesforce」および、NS-SOLのドキュメント管理ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サービス「nsxpres.com(エヌエスエクスプレス・ドットコム)」を相互に販売する。この提携に関する販売目標は両社とも非公開。 Salesforceは現在、国内で1000社を超える企業が利用しているという。1社で2000ユーザー以上が利用している場合もあるが、1社当たりの平均ユーザー数は20人なので、日本全体のユーザー数は約2万人強と見られる。セールスフォース日本法人の宇陀栄次社長は「数年後には10万人、20万人に拡大したい」と語る。 こうした目標の達成には「大規模ユー
Salesforce.comは、新たなオンデマンド言語でビジネス拡大にてこ入れを行う。SIベンダーに対し、サービス主体の市場拡大へどのような回答を示すのか? インタビューで聞いた。 Salesforce.comは、既報のように「Apex」と呼ばれるオンデマンド開発言語、およびプラットホームの提供によって大きな変革を行う。オンデマンドCRMのサービスに加え、オンデマンドプラットホームベンダーへとビジネス拡大をする。 このようなビジネスの変化で、従来のダイレクト販売中心の体制からパートナー企業との連携面でも変化が起こりつつある。パートナーとの関係、およびAppExchange、ApexをどのようにISVなどへ拡大していくかについて担当者に話を聞いた。 パートナー協業でも顧客の成功を考えるべき 特に日本で顕著な傾向かもしれないが、ハードウェアベンダーや大手のSIベンダーが市場で大きな影響力を持っ
2006/10/14 米国サンフランシスコで開催されている米セールスフォース・ドットコムのプライベートイベント「Dreamforce'06」で、同社の共同創業者でテクノロジ統括責任者でもあるパーカー・ハリス(Parker Harris)氏に、同社のオンデマンド向けプログラム言語「Apex」などについて聞いた。 ――いつごろからApexを作ろうと考えていたのでしょうか。 ハリス氏 以前から、システムインテグレータなどから言語を作ってほしいという要望があり、数年前からプログラミング言語を作ろうとは考えていた。しかし、実際には諸事情によって開発の開始が遅れ、最近の6カ月間で作ったのが実情だ。現在のところ、ランタイムも存在していない状態だ。まずは当社で使ってみて、来年からユーザーにも使ってもらえるようにしたいと思っている。 ――Apexは登場したばかりで開発環境が整っていませんが、どのようなサポー
米Salesforce.comは米国時間10月9日,オンデマンド・プログラム言語「Apex」を発表した。Apexコードとアプリケーションは,同社のサービス上で動作するため,開発者や顧客は同社のアプリケーション・サービスをカスタマイズできるようになるという。 Apexプログラミング言語により,Salesforce.comのサービスにおける既存のコードのカスタマイズ,カスタム・コンポーネントの作成,トリガやストアド・プロシージャの作成などが可能になる。Apexで開発したアプリケーションは,Webサービスとして利用でき,SOAPを通じてアクセスできるという。Apexプラットフォームは,Data Relationships APIやAJAXツールキットを提供する。 企業や開発者は,オンデマンド・アプリケーションの共有サービス「AppExchange」を通じてApexアプリケーションを入手して導入す
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 来日中のSalesforce.com プレジデント Jim Steele氏が10月3日、東京都内にて記者会見を開催し、9日より米国で開催予定の同社イベント「Dreamforce06」にて正式発表する予定の新機能を一部明らかにした。 Salesforce.comは、Dreamforceにてオンデマンド型CRMの新バージョン「Winter '07」をリリースする予定だ。その新機能のひとつに、「idea exchange」がある。これは、ユーザーからのフィードバックが容易に得られ、それを迅速に反映していくというオンラインサービスの特徴を生かしたもの。ユーザーは、オンライン投稿フォームで希望する機能を書き込み、それが一般に公開され、他のユーザー
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「MicrosoftやSAPはシングルテナント型で、一軒家をすべて自分で管理するようなもの。一方のSalesforce.comはマルチテナント型で、マンションのように管理は管理会社に任せ、共有施設は住人全員が利用できる」--こう話すのは、Salesforce.comのプレジデント、Jim Steele氏だ。来日中の同氏は10月3日、記者会見にて競合企業に対するSalesforce.comの強みを説明した。 Salesforce.comでは、2007年度の売上予測を、2006年度の3億9000万ドルより約60%増の4憶9500万ドルとしている。ユーザー数と導入社数も右肩上がりを続けており、7月31日時点でのユーザー数は50万1000人。順
CRMなどの業務アプリケーションをSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)として提供する米セールスフォース・ドットコムのジム・スティール社長は10月3日、都内で記者会見し、米国以外では初のデータセンターを日本に開設する考えを明らかにした。自社のアプリケーションだけでなく他社のソフトウエア製品も顧客向けに提供、SaaSのプラットフォーム・ビジネスを拡大する。 データセンター開設の時期、パートナーなどの詳細については明言しなかったが、現在、NEC、富士通、日立製作所などデータセンター運営を手掛ける大手ベンダーと交渉しているという。米セールスフォース・ドットコムは可用性の維持、頻繁に実施しているバージョンアップの作業効率などを重視し、これまではデータセンターを米国内に固めていた。現在は本拠を置くサンフランシスコ、東海岸など3カ所に分散して運営している。 日本にデータセンターを新設するのは、「
Delhi Police successfully dismantled an Al Qaeda terror module and detained 14 individuals from Jharkhand, Rajasthan, and Uttar Pradesh. The module, led by Dr. Ishtiyaq, was planning to establish a “khilafat” and carry out terrorist activities in India. The detained individuals were involved in rigorous weapons training.
2006/9/12 日立ソフトウェアエンジニアリングの代表執行役・執行役社長 兼 取締役 小野功氏は9月11日会見し、セールスフォース・ドットコムとの提携で開始したサービス事業を大幅に拡大する考えを示した。現状はシステム開発事業が日立ソフトの屋台骨。だが、2010年度にはサービス事業とプロダクト&パッケージ事業で営業利益の50%以上、100億円以上を挙げられるように強化するという。 日立ソフトは8月30日にセールスフォース・ドットコムと提携。同社のSFA、CRMアプリケーション「Salesforce.com」をSaaS(Software as a Services)のプラットフォームとして活用し、日立ソフトのアプリケーションをSalesforce.comと連携可能な「AppExchangeアプリケーション」として提供する計画を立てている。 小野氏はサービス事業について最初のステップではSa
米Salesforce.comは米国時間8月22日,同社のオンデマンドCRM(顧客関係管理)アプリケーション「Salesforce」を使って,「AdWords」を管理できる「Salesforce for Google AdWords」サービスを発表した。AdWordsは,米Googleの有料広告サービス。同サービスにより,AdWordsを使ったマーケティング・キャンペーンの展開,管理,効果測定などを,Salesforceから直接実行できるという。 同サービスは,Salesforce.comのアプリケーション共有サービス「AppExchange」を介して利用する。検索エンジン・マーケティングの実施を簡易化し,ユーザーのクリックが見込み客の獲得,販売機会,取引成立にどれだけ貢献したかを追跡する。また,最も成果を上げている広告やキーワードを分析し,オンライン広告のROI(投資回収)を向上できる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く