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  • 目指せ“明るい教祖ライフ”!/『完全教祖マニュアル』架神恭介、辰巳一世 - 古本屋の覚え書き

    『カミとヒトの解剖学』養老孟司(宗教とは何か?) 『日人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか』小室直樹(キリスト教を知るための書籍) 目指せ“明るい教祖ライフ”! 宗教の硬直化 『死生観を問いなおす』広井良典(宗教とは何か?) 『イエス』R・ブルトマン(キリスト教を知るための書籍) サブカル手法でアプローチする世界宗教入門、といった内容。記述が正確で、大変勉強になった。「教祖を目指す」というネタで、実は「教団の力学」を明らかにしているところがお見事。冷徹な眼差しから繰り出されるユーモアといった味つけだ。 書の教えを遵守すれば、きっと明るい教祖ライフが開けるでしょう。教祖にさえなれば人生バラ色です! 【『完全教祖マニュアル』架神恭介〈かがみ・きょうすけ〉、辰巳一世〈たつみ・いっせい〉(ちくま新書、2009年)以下同】 この一言で教祖を目指す人はまずいない。が、しかし、信仰

    fuyukky
    fuyukky 2012/11/23
    [November 22, 2012 at 11:38PM] [] 目指せ“明るい教祖ライフ”!/『完全教祖マニュアル』架神恭介、辰巳一世 - 古本屋の覚え書き
  • 『迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか』シャロン・モアレム、ジョナサン・プリンス - 古本屋の覚え書き

    祖父がアルツハイマーになった。著者が15歳の時だ。祖父が元気な頃、「体調がよくなる」と言って好んで献血をしていた。その理由を学校の先生や、かかりつけの医師に尋ねてみたがわからなかった。15歳の少年は医学図書館へ足繁く通い、遂にヘモクロマトーシスという珍しい遺伝性の病気を発見する。体内に鉄が蓄積される病気だった。少年は直感的に、ヘモクロマトーシスがアルツハイマーと関連していると推測した。だが、子供の話に耳を傾ける大人はいなかった。後年、シャロン・モアレムはこれを証明し、博士号をとった――こんな美しいエピソードからこのは始まる。専門書にもかかわらずこれほど読みやすいのは、スピーチライター(ジョナサン・プリンス )の力もさることながら、最初の志を失わない研究態度に由来しているのだろう。 遺伝子は「生命の設計図」といわれる。遺伝情報によって、罹(かか)りやすい病気がある。はたまた、「生きとし生け

    『迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか』シャロン・モアレム、ジョナサン・プリンス - 古本屋の覚え書き
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    fuyukky 2012/11/06
    [November 06, 2012 at 12:53AM] [] 『迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか』シャロン・モアレム、ジョナサン・プリンス - 古本屋の覚え書き
  • 人間が人間に所有される意味/『奴隷とは』ジュリアス・レスター - 古本屋の覚え書き

    「わしら奴隷は、天国じゃ自由になれるんでやすか?」 奴隷は「人間」であった 人間が人間に所有される意味 世界史の教科書 黒い人間が白い人間に所有された。人間が人間に所有されるとはどのような状態なのであろうか? 所有する側と所有される側の間にはいかなる関係性が成立しているのだろうか? 奴隷をこき使った人々と奴隷にされた人々が過去に実在した。あなたや私はどちらの側にいるのだろうか? 奴隷とは力によって支配された人間の異名である。欲望を実現させるために力が発動する時、そこには必ず暴力性が立ち上がってくる。 アフリカの黒人は餌に釣られた魚も同然だった── アフリカでは、こぎれいなものといってはほとんどなかったし、それに赤い色の布は全然なかったんだよ、とジューディスおばあさんは言いました。じっさい、布なんて全くなかったんです。ある日のこと、青白い顔をした見知らぬ人たちが、何人かやってきて、赤いフラン

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    fuyukky 2012/11/04
    [November 04, 2012 at 02:05AM] [] 人間が人間に所有される意味/『奴隷とは』ジュリアス・レスター - 古本屋の覚え書き
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