c71.hatenablog.com 差別者は、悪い人であるとは限らない。 良い人も差別者になる。 他のことにはまじめで良い人でも、たとえば、女性をからかうことは、生活の潤いになると考えていたり、ネット上で、少し冗談を書くだけだと考えている場合がある。 自分自身の差別性と向き合わない場合、自分は差別者ではなく、他人が差別者だと分断する危険がある。 「痴漢の敵」というのは、まさにそうで、「自分は痴漢じゃないから」と無邪気に考える人がつけるバッヂと化した。 被害者からすると、加害者が「より見えにくくなる」だけであって、メリットはない。ただの隠蔽だ。 自分と痴漢は違うものだ、と分断することは、とても危険で、自らの加害性を向き合わない口実を与えることになる。 実際、加害者は自分のことを加害者だとは思っていない。 「これくらい」「相手も喜んでいるのだろう」と思ってやっている。 触らない痴漢について、