残る文章しか書きたくない ぼくのブログは、他のブログに比べて、圧倒的に資料の引用が多い。しかも、リンクだけでなく、雑誌や単行本などの紙資料も多い。そのことは、ぼくのブログの活用方法として身についている。多くのブログは、ニュースがあれば、そのニュースについての感想をコメントの形で書く。しかし、それでは、その場限りの話題で終わってしまう。そんなものなら、書かなくてもいいし、決して残らない。ぼくは、そのニュースについて、他の知識と結びつける。いわば、情報化するのである。 ニュースはつながっている たとえば、「秋葉原通り魔事件」が起こったとき、犯人のおびただしいつぶやきが残ったケータイの掲示板に着目した。それは各テレビ局がそこに着目しているからでもある。なぜなら、読者がそれを読んでいることを前提にすれば、話が書きやすくなるからだ。たとえば、「希望がある奴にはわかるまい」という言葉があれば、かつて「