終戦で役目を終え、人知れず朽ち果てていたZガンダムが少年と出会う――。新たな物語の始まりを感じさせるジオラマが好評を博しています。 朽ちたZガンダムからトタン板に至るまで、細かい作り込みが見る者をぐいぐい引き込む Twitterユーザーのくまごろ(@kumagoro_mk2)さんが、『月刊ホビージャパン』のガンプラコンテスト「全日本オラザク選手権」に向けて製作したジオラマ。時代設定は宇宙世紀134年(「機動戦士Zガンダム」の時代から46~47年後)、舞台はサイド7の1バンチコロニー。上半身の一部のみが残るZガンダムや、うずたかく積まれた鉄くず、散乱するトタン板やドラム缶など、全てに徹底された汚し塗装やダメージ表現が長い時の流れを感じさせます。 約半世紀前にニュータイプの乗機として活躍したモビルスーツに、少年は何を感じるのかと想像がふくらむこのジオラマ。作者のくまごろさんに、製作の意図など詳