「ジェームズ・ボンド」シリーズ第16作で、ティモシー・ダルトンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品。 麻薬王サンチェスを一度は捕らえたボンドとCIAのライターだったが、サンチェスは捜査官を買収し逃亡、その上ライターを虐待、彼の嫁を殺害する。 復讐を誓ったボンドは、任務を逸脱しサンチェスを追う。 MI6にやめるように諭されたが、そのまま辞意を表明し逃亡。 サンチェスの組織に侵入し内部から撹乱するボンド。果たして、サンチェスとの決着はいかに・・・というストーリー。 復讐心に燃え、スパイ組織から離れ、単独行動を取るボンド。全然スマートではありません。 そして色んな所で詰めが甘く、かなり危険な状態になるし、殺害シーンがかなり酷いですし・・・。 何か007シリーズではない別の作品を観ているかのようでした。 ただ最後のタンクローリーを絡めたカーチェイスのシーンは素晴らしかった。 ティモシー・ダルトン