世界最大のボードゲームイベント「シュピール(エッセン国際ゲーム祭、ドイツ)」を主催するフリードヘルム・メルツ社は、23回目となる今年のドイツゲーム賞(Deutscher Spiele Preis)を発表した。愛好者の投票により、『村の人生(Village)』が1位に選ばれた。 ドイツゲーム賞は、前年の秋から当年の春までに発売された新作を対象として、はがき、インターネット、用紙で投票を受け付ける。5タイトルまで記入する方式で、上から5〜1点として集計し、合計点で順位を発表している。5タイトルの記入は必須ではないが、たいていは5タイトル以上新作をプレイしている愛好者が投票するため、毎年フリーク向けの作品が上位になりやすい。昨年は『世界の七不思議』、一昨年は『フレスコ』が受賞した。 今年1位に輝いたのはデザイナー、メーカー共にドイツの『村の人生』。村人が世代交代しながら一族の名声を高めるボードゲ