「陽線・陰線」とは? 陽線とは、終値が始値よりも高いローソク足のことで、一定の時間を経てレートが上昇したことを表しています。 反対に、終値が始値よりも安いローソク足のことを「陰線」といい、一定時間を経てレートが下降したことを表しています。 「陰」「陽」という漢字を用いる背景には「陰陽思想」があると考えられています。 ローソク足の実体の大きさと、勢いの判断について 始値と終値の間の太い部分を「ローソク足の実体」といい、この実体の大きさ(長さ)が為替レートの「方向性と勢いの強さ」を判断する指標として用いられます。 それまでのローソク足と比較して、明らかに長い(大きい)実体を持ったローソク足を「大陽線」「大陰線」と呼び、特に注目されるローソク足のサインのひとつです。 始値から終値までの値幅がとても大きい「大陽線」「大陰線」は、それだけ上昇や下落の勢いが強く、反対側の勢力はそれに対抗(抵抗)するこ