石垣島出身、沖縄本島を拠点とするラッパー・CHOUJI。同郷だけでなく様々な地域のアーティストとのコラボ作を含め、その多作ぶりは他に類を見ないアーティストだが、その一方でメディアでの露出は少ない。 しかし、Awichが牽引する形で何度目かの大きな盛り上がりをみせる現在の沖縄ヒップホップシーンを、CHOUJIを抜きにして語ることは決してできないだろう。ラッパー/ビートメイカーでありながら、自身でスタジオや飲食店、アパレルストアなども運営する実業家でもあり、若手ラッパー/アーティストへ機会を提供し続けている。“好きなこと”で大きなバイラルヒットを記録した柊人がその最たる例だろう。 7月に東京・渋谷HARLEMにて行われた初のワンマン公演には客演、観覧ゲストも含め沖縄の若手〜ベテランまで錚々たる面々が集結。フロアからも沖縄の方言が飛び交うなど、まさに“しーじゃー(お兄さん)”的存在として多くの人