森永乳業は1日、「ビエネッタ バニラ」などファミリー向けアイスクリーム4商品を来年3月の出荷分から10%値上げすると発表した。生乳や包装資材、物流費などが上がっているため。「ビエネッタ バニラ」は、1983年の発売以来初の値上げとなる。 他に値上げされるのは、「ビエネッタ ティラミス」「ピノ チョコアソート(24粒入り)」「PARM アーモンド&チョコレート(6本入り)」。いずれも希望小売価格が500円(税抜き)から550円(同)に上がる。 森永乳業は、原材料の高騰などで2015年3月にも複数のアイス商品を最大30%値上げしたが、今回の4商品は価格を据え置いていた。「ピノ チョコアソート」はこの時に内容量を減らしたが、値上げは92年の発売以来初めてとなる。