「GhostShell」と名乗るハッカー集団が膨大な数のWebサイトをハッキングしたと公言し、標的サイトの一覧や、流出させたとする個人情報などをインターネットに掲載している。この中には「.jp」サイトも複数含まれる。 同集団は6月末から7月初旬にかけ、ハッキングしたと称するWebサイトの情報をTwitterに次々に投稿し始めた。「パッチの手助けをしたければ脆弱性を報告して下さい」などの投稿もあり、Webサイトの脆弱性を突いて攻撃を仕掛けていると思われる。Pastebinに掲載されたURLの一覧を見ると、被害に遭っているのは世界各国の政府機関や民間組織、学術機関のサイトなど多岐にわたる。 セキュリティ企業のSymantecによれば、同集団が流出させたデータには電子メール、ユーザー名、住所、電話番号、生年月日などの個人情報が含まれ、件数は少なく見積もっても数千件に上る。パスワードはソルト処理と