Colliderによる衝突判定では、レイヤー間での衝突判定の有無を設定することができます。 ゲームオブジェクトは必ずなんらかのレイヤーに属しており、Inspectorの上部で表示、切り替えが可能です。(オレンジ線) 参考:【初心者Unity】レイヤーの設定方法 プレイヤーが歩き回れるゲームでは、プレイヤーの衝突判定をOFFにすると床や壁をすり抜けてしまうため、常に衝突を有効にしておく必要があります。しかし、プレイヤー同士はすれ違えるようにしたい。とか、プレイヤーに対して衝突判定を持つオブジェクトを重ねて配置したい。などの実装では、衝突判定が有効なオブジェクト同士の接触のため、互いに衝突したり、めり込んで反発などの挙動が起こってしまいます。これらの課題を簡単に解決できる手段として、レイヤー間での衝突有無の選択が非常に有用です。 衝突するオブジェクト同士を重ねた場合の例 互いに衝突しうるゲーム