すっかり日が短くなった。あれもう夕方になっちゃたと思ったらまだ4時前ということが続くようになると、冬だなぁと思う。逆に、冬至を越えると、確かに気温レンジとしては目もあてられないほどのすごい寒冷地になっていくのだが、冬を脱しているとどこかで確かに感じていることを実感しないわけにはいかない。古代人でもなく、毎日の生活は電気でまかなわれ、時計が刻む時間によって支えられていることかから考えれば日が短くなることがなにほどのことなのだと頭では思うものの、どれだけ不可解であっても、日の長さの長短は日々の印象気分を実際左右するものだと思う。 毎年同じことを書いている気がするのだが、それはそれで、こうした印象気分というのは加齢による変化、つまりメンタルな部分として人生に対する慣れといってみても同じ意味だろうと思うが、そういうものによっても乗り越えられないということを証拠付けていると言ってもいいかもしれない。