2014年4月15日(日本時間)、満月の一部が欠けた状態で地平線から昇ってくる「月出帯食」が東日本各地で観察された。日本からは「皆既月食」が観察できなかったが、アメリカなどからのネット中継を多くの人が楽しんだ。皆既月食は、月が赤銅色に見えることから「Blood Moon」とも呼ばれ、親しまれている。「月出帯食」をひと目見ようと、東京・竹芝埠頭に行ってみた。 結果は、“ブラッド”と言うほどではないが、オレンジ色の欠けた月がビルの合間に昇っていく姿を見ることができた。観察した時間は、18時14分頃の月の出から、部分月食が終了する同33分頃までの約20分間。わずかな時間ではあったが、周囲にいた外国人観光客や、一眼レフカメラを構えた初老の男性とともに、珍しい光景を楽しんだ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/624489/gessyoku_02 今回の月食の模様は、N