廃用型痴呆 最もふつうのボケ。従来「アルツハイマー型痴呆」と呼ばれてきたものの大部分はこれ。全体の9割を占める。 アルツハイマー病 遺伝子の異常によるボケ。40~50歳代で突然ボケはじめ、急速に進行して数年で死亡する。きわめてまれ。 その他の変性痴呆 レビー小体型痴呆、ピック病など。きわめてまれ。 血管性痴呆 脳の血管の異常によるボケ。従来、日本人のボケの約半数を占めるとされてきたが、脳血管障害を合併した廃用型痴呆などが多く、厳密に調べると意外に少ない。 二次性痴呆 慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症など他の病気が原因の痴呆。 長い間、「ボケは治らない」ものと思われてきました。 しかし、老年期痴呆の大部分は生活習慣病であり、早期に発見してライフスタイルを見直し、脳のリハビリを積極的に行なえば、脳の機能をかなり改善できることが次第に明らかになってきています。 このような考え方を最初に提