2020年8月28日のブックマーク (1件)

  • 伝えたい言葉となって舞い散ろう 〜「岸辺に」池田瑛子 - ことばを食する

    戦争、災害、犯罪被害。いかにその悲しみに寄り添うか、見知らぬ人びとの痛みを、自分の痛みとして分かち合えるか。 そうした悲しみや痛みは、自ら求めることなく否応なく外からなだれ込んでくるものでしょう。なだれ込んできたものに心を埋め尽くされた人が「表現する人」であったなら、彼あるいは彼女は、絵の具や音符や、言葉を使って、悲しみや痛みを作品に定着させようとします。それが「表現する人」である、自分の在り方だから。 ピカソの「ゲルニカ」をはじめとして、悲劇に寄りそう作品は、芸術がこの世にあることの大きな意味の一つです。。 自分は被災地には住んでいなかったけれど、一人の女性詩人が2011年3月11日の東日大震災の後に、大きすぎる悲しみと痛みに寄りそって詩を書いたのは、ごく自然な成り行きでしょう。詩人人にとっては、激しい心のきしみを「詩」という形式に昇華する厳しい過程だったはずですが。 そして生み出さ

    伝えたい言葉となって舞い散ろう 〜「岸辺に」池田瑛子 - ことばを食する
    gaiatwindragon
    gaiatwindragon 2020/08/28
    かたちにならない想いを ときにだれかが掬いとる ことのはが封じられもどかしい けれどそれが無 なのではなく かのひとのもとへ 風となり樹に宿り みまもることが叶うなら