ヘッドホン市場が好調だ。各メーカーともバリエーションの拡充を続け、そこに新興ブランドも加わった。2~3年前から比べて製品の数は飛躍的に増え、カジュアルユーザーからマニアのこだわりまで、様々なニーズに応える製品がそろっている。だが半面、そこから何を選ぶべきかは、本当に難しくなった。 ではメーカー側はこの巨大なマーケットをどのようにとらえて、製品を送り込んでいるのか。それを知ることで広大な“ヘッドホンの地図”を読み解くキッカケになるのではないか。 国内のヘッドホン市場で最大のシェアを持ち、ほぼすべてのセグメントの製品を持つのがソニーだ。当然ながらマーケット全体の動向も掌握しているはず。そこでAVペリフェラルマーケティング課シニアマーケティングマネージャーの野田万紀子氏に最近の動向を聞いた。まず膨大な量のラインアップをそろえる理由については「マーケットで売れているものは層を厚く、しかし、ニーズが
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