ローマ字表の説明 上記の表は4つの段からなり、 上から1段目は、日本語の固有音に用いられる仮名で、 2段目は、翻字表記に用いる小書きの仮名である。 翻字表記に限定すれば、この2つの段ですべての仮名を表記できる。 3段目とその右に張り出した部分は外来語用の仮名を表記するときに用い、 最下段の4段目は、助詞と歴的仮名遣いに用いる。 また、括弧内の表記は、 内閣告示の『外来語の表記』で例示されていないが類推可能なので、 参考として掲載した。 1段目にある特殊仮名、撥音「nq (ン)」、促音「cq (ッ)」、長音「hq (ー)」は、 単独で用いる場合と、厳密な翻字が要求される場合に用いる。 音韻に従った簡略表記は後で詳しく説明する。 1段目にある濁点「bq(゛)」、半濁点「pq(゜)」は、 単独では音価を持たないが、翻字に用いる。 これらの表記は作用する仮名の前に置く