記事を見やすくまとめたスマートフォン向け「ニュースアプリ」の競争が激しくなっている。テレビCMなどで利用者を増やし、海外展開も進めている。ただ、もうけが出るのは来年以降になりそうだ。 赤字続くも「損益逆転を待つ」 スマートニュース(東京)は、米国版アプリの提供を始めたと2日に発表した。米経済紙の元幹部を迎え入れ、ロサンゼルス・タイムズなどの米メディアと提携。米国でいち早くシェアを握り、優位に立ちたいとの思いがある。 スマホでざっとニュースを読む習慣は、まだ始まって日が浅い。初期段階でいかに利用者をつかむかが勝負の分かれ目とみて、日本発の主要アプリは、利用者拡大に力を入れる。 スマートニュースは8月にグリーなどから36億円を集め、テレビCMなどに宣伝費を投じている。収入は今もゼロのままだが、12月には広告事業に乗り出す。記事の間にはさむ広告枠を売る。「早い時期に利益を出せる自信がある」(藤村
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