「英語ができる」ってどういう状態なのだろうか?どの程度の英語力があれば、胸をはって「私は英語ができます」と言えるのだろうか? 私たちの英語力は私たちが思っているほど高くない TOEICで高得点を取れば、日本では「かなり英語ができる人」に分類される。海外生活経験があって、日常会話をこなしている人も同様である。しかし、自分の英語力に慢心するべきではないと思う。 教養あるネイティブの英語力を仮に100としよう。そうすると、英語力が20の人は、ネイティブから見れば全然大したことはない。でも、英語力が5の人から見ると、英語が非常に上手なように見える。 例えば、囲碁や将棋を趣味でたしなみ、職場や学校で敵なしで「強いなぁ、かなわないよ」と言われる人でも、大会に出られる人から見たら大したことがない。当然プロ棋士の足下にも及ばない。それに似ている。 かなり以前の話だが、私がそれを痛感したケースを紹介しよう。
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