米Adobe Systemsは9月21日(米国時間)、Flash Playerの深刻な脆弱性に対処するアップデートを公開した。既に脆弱性を突いた攻撃が出回っているとして、注意を呼び掛けている。 同社のセキュリティ情報によると、Flash Player 10.3.183.7までのバージョン(Windows、Mac、Linux、Solaris向け)と10.3.186.6までのバージョン(Android向け)に6件の脆弱性がある。悪用された場合、システムを制御される恐れがあり、危険度はAdobeの4段階評価で最も高い「Critical」となっている。 6件の脆弱性のうちユニバーサルクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性については、この問題を突いた標的型攻撃の発生が報告されているという。攻撃には電子メールで不正なリンクを送り付ける手口が使われ、ユーザーが不正なWebサイトを見ると、そのユー
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