すでに2レースを終えた2012年F1だが、いまだ今シーズンの勢力図がはっきりと見えてこない。 開幕戦オーストラリアGPと第2戦マレーシアGPの予選後でマクラーレン勢が1-2を達成したことにより、いくつかのメディアはマクラーレンが圧倒的な強さを見せていると報じた。しかしマレーシアGPの決勝は、チャンピオンチームのレッドブルが苦戦したのと同様、マクラーレン勢も苦しいレースとなった。その一方でメルセデスAMGが予選で強さを見せたのである。 アロンソもこう認めている。「去年や一昨年のように、圧倒的なチームというものが存在しないんだ。皆にチャンスがある」 この2年間はレッドブルが圧倒的な強さを見せ、同チームのデザイナーであるエイドリアン・ニューイが、次にどんなアイデアを投入するのか注目されてきた。しかし、今年最も大きな問題になっているのは、いかにしてピレリタイヤを使うかである。 『DPA通信』に対し
フェラーリが、所属ドライバーのフェリペ・マッサを今季中に解雇することを検討しているとイタリアメディアが報道。その後任候補として小林可夢偉(ザウバー)のチームメート、セルジオ・ペレスの名も浮上している。 この2シーズン、不振が続いたマッサとフェラーリの契約は今季限り。今年マッサがいい成績を残せなければ、フェラーリとの契約延長はないと言われていた。 そんな中で迎えた先週末の開幕戦。マッサは、予選でミスのためスピンしていたチームメート、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)よりも下位になり、決勝でも精彩を欠く走りを見せた末、ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)と接触してリタイアした。 これを受けてイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌は、開幕直前にケーターハムのシートを失ったイタリア人ドライバー、ヤルノ・トゥルーリとマッサをすぐに交代させるべきだと訴えている。 そして、同じくイタリアの
F1開幕戦で6位入賞を果たした小林可夢偉(ザウバー)。レース終盤に9番手を走行し、9番手のまま最終周へ入った可夢偉だが、チェッカーフラッグを受けた時は6位だった。国際映像にも可夢偉が順位を上げるシーンは映っていなかったが、その最終周で何が起きていたのか明らかになってきた。 最終周を迎えた時点で、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が5番手争いをしており、そのやや後方で、6番手セルジオ・ペレス(ザウバー)から12番手ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)までの6台が4秒以内に収まる接近戦を繰り広げ、この中に可夢偉も含まれていた。 最終周には、マルドナードがクラッシュしているが、これが引き金となって可夢偉がいた6番手グループが大混戦になったという。TopNewsがレース終了直後の可夢偉から聞いた内容や、可夢偉ら関連したドライバーが国内外のメディアへ語って
2012年F1開幕戦オーストラリアGPが3月18日(日)、アルバート・パーク・サーキット(1周/5.303km)で3日目を迎え、現地時間17時(日本時間15時)から決勝が行われ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が優勝した。 レーススタート時の天候は晴れ、気温22℃、路面温度は29℃。スタートでは、ポールポジションのルイス・ハミルトン(マクラーレン)がやや出遅れ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が1コーナーでトップに立つ。また、メルセデスAMG勢が好スタートを決め、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が4番手スタートから3番手に、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は7番手スタートから4番手に浮上した。 中団グループで混乱があったものの、13番手スタートの小林可夢偉(ザウバー)は、これをうまく切り抜けて11番手に。また、ギアボックス交換によるペナルティーで最後尾スタートだったセルジ
ウィリアムズが17日(火)、ブルーノ・セナを2012年のドライバーに起用すると発表した。 セナの叔父は伝説的F1ドライバーの故アイルトン・セナ。2010年にHRTからF1にデビューを果たしたセナは、昨シーズン中盤からロータス・ルノーGPでドライバーを務めたものの、ロータスへチーム名を変更した同チームからは放出されていた。 アイルトンは、ウィリアムズに在籍していた1994年に事故死。この年ウィリアムズはルノーエンジンを搭載していたが、ウィリアムズは今季から再びルノーエンジンを搭載するため、ウィリアムズ、ルノーエンジン、セナという組み合わせが復活することになる。 ウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズは、次のようにセナへの期待を語った。 「これまで2シーズンのF1におけるブルーノの環境は、一貫性という意味で理想的ではなかった。それなので、ドライバーとしての彼を理解し、評価するために、で
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