どんな旅行に出かけようかと思いを巡らせるとき、まず頭に浮かぶのは、例えば「隠れ家的なビーチ」や「秘境でのハイキング」といったイメージで、具体的な場所は決まっていないことが多いのではないだろうか。 フェイスブックの新しい広告ツール「トリップ・コンシダレーション(TC=Trip Consideration)」は、旅行プランニングの初期段階にある、こうしたユーザーの潜在的な要望にアプローチするためのものだ。 調査によると、「直近の旅行のアイデアをどこで得たか?」という問いに対し、ミレニアル世代の68%は「フェイスブック」と回答。新たな広告プロダクトの登場は必然と言える。 旅行の新しいイメージ発見につながり、具体的なプランニングもできるプラットフォームは、フェイスブック以外でも広がっている。前述の調査結果では、インスタグラムから旅行のインスピレーションを受けたと答えた人が、ミレニアル世代の60%を