RubyにはCGI等のプログラミングを安全に行うことを助ける為に、セキュリティ 機構が備わっています。 Rubyのセキュリティモデルは「オブジェクトの汚染」と「セーフレベル」という 仕組みによってなりたっています。 オブジェクトの汚染 Rubyではオブジェクトは「汚染されている」とみなされることがあります。この しくみは大きく分けて二つの使われ方をします。 ひとつ目は、信用できない入力をもとに作られたオブジェクトを「汚染されてい る」とみなし、「危険な操作」の引数として使えないようにすることです。悪意 あるデータによって、プログラムが意図しない動作をする事を防ぐことを目的と しています。 もうひとつは、信用しているオブジェクト(汚染されていないオブジェクト)を 信用できないプログラムから守るという使い方です。 セーフレベル4で汚染されていないオブジェクトへの操作が大幅に制限されるの はこの