私も貴社製品のへビーユーザーだが、家では肩身の狭い思いをすることもある。Wiiのマリオのように、みんなでできるソフトならよいが、一人でやるゲームは家族が寝静まってから布団から出てきてやることが多い。私のように家庭内で肩身の狭い思いをしてる人はけっこう多いと思うが、そういった状況を緩和するためにPRの一環として、例えばキャラクタービジネスのようなものをどう考えているか。ポケモンなどは大々的に展開している気がするが、そのほかのキャラはポテンシャルがあるのに、あまりテレビや街で見ることが少ないように思う。また、その究極的な先として、テーマパークのようなものをつくるような、超長期的な未来像はあるか。 岩田: まず、最初にお話しされた、家庭内で肩身が狭くならないようにということについては、まさに今日「対処すべき課題」としてお話しした、「社会受容性を高めることを目指します。そのことによってゲーム人口