日本中がウイルス感染にかつてない危機感を抱くなか、見逃されているリスクがある。それが「歯医者」だ。実は、十分な感染予防策が取られているかどうかは、歯科医院によって大きく異なる。どこで見分ければいいのか。『やってはいけない歯科治療』(小学館新書)著者のジャーナリスト・岩澤倫彦氏がレポートする。 【写真】ウイルスを含んだ飛沫を飛び散らせる恐れもある「ハンドピース」 「世界的な流行が、未知の領域に突入した」と、WHO(世界保健機関)が表現するほど、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。安倍晋三首相が小中高の一斉休校を要請、厚生労働省の専門家会議はライブハウスやカラオケボックスなどへの立ち入り自粛を呼びかけているが、すべて場当たり的な対策に終始している。中でも情報がすっぽり抜け落ちているのが、「歯科治療」の感染リスクだ。
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