6月19日に無観客で公式戦を開幕することを決めた日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は26日、観客を入れた試合の実施時期について、政府の指針に従う方針を明らかにした。 政府は前日25日、緊急事態宣言の全面解除に伴い、新型コロナウイルスへの基本的対処方針を改定。それによると、プロ野球などのスポーツイベントは6月19日以降、無観客での開催を認め、7月10日以降は屋内、屋外ともに5000人の上限は設けられるものの、観客を入れての試合が可能になる。 井原事務局長は「政府の指針なので、それに従う。まずは無観客で始めて、お客さんを入れることが次のステップだとしたら、その前に(各球団の本拠地がある)各自治体に説明し、理解と了解をいただいて次のステップに進む」とした。判断のタイミングについては「政府の専門家会議が開かれれば、一つの参考になると思う」と語った。