(写真=PIXTA) 「日本には1200兆円ぐらいの負債がある。これをどう返すのかという議論がたびたび出ますが、日本以外に返している国はありません。借金は、返さなければならないというのが日本ならではの考え方なのです」 確かに我々日本人は「日本の国民一人あたり◯◯◯万円の借金を抱えています」と言われると、個人でそれを返済しようと考えてしまい、無理だと考えてしまう。そして、将来が急に不安になり、国家が破綻してしまうのではないか、とまで思いつめる人も出てきてしまうものだ。 「しかし、他国には償還ルール自体が全く存在しません。国債を1回発行して永遠に借り換えている状態です。むしろ、返している国などどこにもありません。言わば他の国は60年償還ルールではなくて、60世紀償還ルールです。基本的には金利負担分だけ払っていって、残りは永遠に借り換えしていくというのが普通の経済の状態です」 会田氏の説明を聞い
![「日本の借金1200兆円は返済の必要なし」ソシエテジェネラル 会田卓司チーフエコノミスト | ZUU online 2015/07/15](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5dd81909ad7eb0f2c5e8be8cf97f2c38c367aa05/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fprd-cdn-zuuonline.storage.googleapis.com%2Fimages%2FQzlhwkthaWoypXwniRNYtMSQkyCijkJS%2Fc41189ba-b7a6-4574-91f9-8e26f993275d.jpg)