50歳を過ぎた今、突然、個人クリニックを開業してしまいました。ひとりの産婦人科医がどんな気持ちで、がんばっているのかを、日々の生活を通じて伝えていきたいです。 大地震・大津波で被災された方、お亡くなりになった方、いまだ行方不明の方、そして、その家族の方々に、 京都にいるボクがどういう言葉で、励ましたらいいのか、わかりません。 本当に、頑張ってください。心から祈っています。 大地震の影響は京都にもそれなりにあって、 日頃分娩の際に使用している薬の工場が壊滅したとか、倉庫が被災したとかで、 いくつかの薬の納入が出来なくなっています。 日々の診療だけでなく、そちらの対応をするのに大変です。 また、この1週間だけでも、東京方面から突然の里帰り出産を希望される方が3名ほどありました。 原子力発電所からの放射線の被ばくや計画停電の最中にお産になるのが怖いとかいう理由です。 中には、新幹線から電話をして