著: miya-nee(みやねえ) 一年中、暖かい場所に住みたい。 寒いのが苦手な私が沖縄に移住したキッカケは、そんな単純な理由からだった。 沖縄へ移住した当時は某大手旅行会社のツアーコンダクターをしていた。ツアーで沖縄県内をぐるぐると観光バスで周遊し、多いときは、4日に1度はあの有名な美ら海水族館や首里城公園に行くくらい、離島を含めた沖縄の観光地を隅から隅まで動き回っていた。その後、現在は沖縄在住フリーライターとして活動している。 今回は、そんな私が独自の視点で沖縄の住み心地、魅力についてつづってみたいと思う。 移住後最初に住んだ「那覇新都心」 沖縄で最初に住んだのが、再開発で区画整理された通称「那覇新都心」と呼ばれる都会的な街だった。 今でこそ、“天久りうぼう楽市”や“あっぷるタウン”に“サンエー那覇メインプレイス”といった地元の大型スーパーマーケットが立ち並ぶが、引越し当時は空き地だ