前回、JavaクラスとXMLを簡単に相互変換するためのライブラリとして"Simple"を取り上げたが、良く考えないでもJAXB実装を使えば同じようにアノテーションをベースにした相互変換ができる。 じゃあ、そもそもSimpleなんて使う意味が有るのか?とツッコまれそうなので、SimpleとJAXBとの使い分けというか、使いどころの違いについて思っていることをまとめて見る。まあ、JAXB(特にアノテーションが利用可能に成ったJAXB 2.0)についてはあんまり使用した経験が無いので、参考程度に。 JAXBを使うべきシチュエーション 既存のXMLスキーマ定義が存在している 既にXMLスキーマ定義(XSD)が存在している場合、JAXBを使ってJavaクラスを生成したほうが圧倒的に楽。このような場合にSimpleを使うと、XMLスキーマ定義がJavaクラス内に埋め込まれたアノテーションとXSDの二つ