山形新幹線 つばさ、高速化お預け 連結Maxの性能原因 最速の列車でも東京―山形間に2時間30分かかる山形新幹線「つばさ」=山形市 東北の新幹線高速化の流れに、山形新幹線「つばさ」が乗り遅れている。八戸―新青森間が12月に開業し、2013年には新鋭の「はやぶさ」は国内最速の時速320キロ運転を目指す。つばさと同じく在来線と直通する「ミニ新幹線」の秋田新幹線も、「はやぶさ」に合わせて段階的に320キロ化されるが、山形新幹線は当面、240キロで据え置きの見込みだ。 JRによると、東北・秋田・山形の各新幹線で現在、最高速の列車は「はやて」「こまち」の時速275キロ。新青森駅開業時の速度はそのままだが、11年3月に登場する「はやぶさ」は300キロ運転を始め、13年には320キロに引き上げる。 これに伴い、秋田新幹線でも「はやぶさ」と連結できる「こまち」用の車両を導入し、14年には320キロ運転