ソニーBMGのrootkit事件。なんとも頭を抱えたくなる話だ。 海外での出来事ということもあり、なぜソニーBMGがrootkit入りのXCPソフトウェアを採用し、これまで販売を続けてきたのか、イマイチ理解に苦しむ。 ソニーBMGがコピープロテクト機能を持つ音楽CDをキャリアとして、PCに害を与えるソフトウェアを配布してしまった事は、それ自身、当然批判されるべきことだ。しかし、個人的には”なぜ、そんなことが起きてしまったのか”に注目している。 ちなみに事件発覚後、たぶん我が家にもXCPがインストールされたPCがあるに違いないと思っていたが、やっぱり1台のノートPCにXCPの存在を確認した。海外で購入してあったソニーBMGのCDを使って、コピー保護CDからハードディスクにコピーされたATRAC3コンテンツをソニーのWalkmanスティックにコピーしてみる実験を行ったことがあったからだ。 実験