自分の中でもあまり上手く消化出来ていない事を書きます。 なんとなく罪悪感を感じたり、理解は得られないかも知れない、とも思うんですけどそれは分かった上で。あくまでも私はこう思うんだって話なので悪しからず。 私は花屋に10年以上勤めていたんですけれども、花屋ってのは人生のハレを装うための場所なんですね。 だから結婚式の花を生け、葬儀用のスタンド花をエッチラオッチラ運び…の繰り返し。 亡くなった人の顔周りを飾る花の首を切り落とした手でプロポーズの花束を作るなんて事もよくありました。 不幸の中には幸せという文字があるように、これらは限りなく近いものなんだ、と学んだのは花屋での日々からであります。 仏教でも、葬儀と結婚式は両方ハレと呼ぶのだそうです。 死も生も、両方尊いものなんですね。 でね、日々限りなく不幸な事と幸せな事が続く訳なんですけど、そうなってくると他者にとっては一生に一度のドラマのはずな