クエンティン・タランティーノ監督作品『イングロリアス・バスターズ』 - sekibang 1.0
イングロリアス・バスターズ オリジナル・サウンドトラックposted with amazlet at 09.11.24サントラ デヴィッド・ボウイ ビリー・プレストン ツァラー・レアンダー サマンサ・シェルトン リリアン・ハーヴェイ ウィリー・フリッチュ ワーナーミュージック・ジャパン (2009-11-11) 売り上げランキング: 1664 Amazon.co.jp で詳細を見る タランティーノの新作を観てきました。楽しみにしていたんですが、期待と予想をはるかに上回る傑作ではないでしょうか。以前、蓮實重彦が「『デス・プルーフ』を見たときは、立ち上がって拍手をしたくなった」と語っていましたが『イングロリアス・バスターズ』もそんな感じ。息を飲む緊張感と崩れ落ちたくなる爆笑に襲われ、大満足で劇場を後にしました。最高！ 爽快！ 観た後に風邪が治りました！（マジで） ラブレーを直前に読み終えていた
『イングロリアス・バスターズ』の感想 - ハックルベリーに会いに行く
クエンティン・タランティーノの最新作『イングロリアス・バスターズ』を見てきた。見てきたばかりの熱い気持ちのままで書くと、『イングロリアス・バスターズ』は傑作である。それも映画史に残る名作だ。ぼくが名作と感じた理由は、主に4つあった。そこでここでは、ぼくが『イングロリアス・バスターズ』を傑作だと思った4つの理由を紹介しながら、この映画について語ってみたいと思う。 理由その1「匂う」映画である名作というのは独特の「名作臭」――とでも言いたっらいいのか、匂い――がする。それはもう、始まった瞬間からそこかしこでくんくん匂う。この映画も、そんな作品だった。特に、冒頭のテロップと音楽にそれが匂った。タランティーノ作品は、いつもテロップと音楽に非常な信頼がおける。タランティーノ映画を見れば、「ああ、これがこの世で最高の映画テロップと映画音楽なのだなあ」と、それを陶然とした気持ちで楽しむことができる。 理
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