主人公がタイムリープを繰り返す度に何回でもずどーんごろごろって転ぶ繰り返しが単純に楽しかった。プリミティブすぎる?それも重要な要素。 カラオケの連続ドア突破とかすごく好き。 プロレスで飛んでくる人を避ける時、普通に避けないとこも好き。 ゴミ箱に激突してフタを被ってカッコつけてキョロキョロと警戒するところも好き。 そしてこれらは「フィクション」そのもの。リアリズム的には大きなマイナス。ありがたい。 「ありえない青春」の「ありえなさ」がオーバーフローしている。 恋愛描写の感覚が非常に薄い。 自分は人を好きになったこともないので、今作くらいの描写が理解の限界点。これ以上になると「何故そこまで執着する?」といった要素が絡みがち。 恋愛感覚が分からなくても、あるいは分からないから、真琴が千昭から好きだと言われて思わずタイムリープするのには共感する。「何でそんなことするわけ!?」ってひいてタイムリープ