まずはハモン。謎多き女性だ。名前にしてからが謎である。さて、ハモンのフルネームは?と問えば、ハモン・ラル、ハモン・クラウレ、あるいはクラウレ・ハモンという答えが返ってくるはずだ。「ランバ・ラルの内縁の妻、あるいは愛人だからラルではなくハモン・クラウレ」「いや、それは小説版の設定で、アニメではハモン・ラルが正しい。なぜなら劇場版『哀戦士編』の予告テロップでは『ハモン・ラル』となっている」など諸説紛々である。TV版、劇場版のエンディングテロップでは単に「ハモン」、小説では一貫して「クラウレ・ハモン」となっている。 結論として、確定するのはかなり難しい。ランバ・ラルとハモンが正式な夫婦でないのはほぼ確かだが、あれだけ公然の仲ならば、社会的にラルの姓を名乗っても、あるいは呼ばれてもおかしくないのではないだろうか。筆者個人の感触では「ハモン・ラル」説を採っている資料は昔は多かった気がしたが、減って
おそらく頭も切れ、軍人としての戦闘能力も非凡なものを持っていると思われるのに、平民の出身であるがゆえに通常の方法ではのし上がっていくことは出来ないと考え、わざと軽率で無能なフリをし、上司(クシャナ)の太鼓持ちのように振舞いながらも肉食獣のようにチャンスをうかがうアウトローな様が、多くの人に惹かれる所以であると思います。 しかも、クシャナはそのことに気付きながら、わかった上でその猿芝居に付き合っている。クロトワもその猿芝居がクシャナには通用しないことを知っている。そうした大人の駆け引きも魅力なのではなかろうか? 大人のアニメと言われながら、登場する人物は皆どこか純粋で浮世離れしている人たちばかりのこの物語の中で、唯一人間くさくて現実味を帯びた等身大の様が一番の魅力なのではないでしょうか。
このアニメは 魅力的なキャラがたくさん出てくるが その中で 超人的な活躍で物語を引っ張っていくナウシカの代わりに 欲望と野望で人間くさく 動いているのが クシャナとクロトワだ。 原作においては このふたりが、 前半から中盤にかけての物語の中心となっている。 クシャナ トルメキアの第4皇女。 25歳。 容姿端麗かつ優れた軍人であり、 第3軍(ヴ王親衛隊)の最高指揮官として、 兵から絶大な信頼と忠誠を得ている。 その卓越した戦術的能力と 部隊全体を鼓舞するカリスマ性から、 敵軍勢からは「トルメキアの白い魔女」と呼ばれ恐れられている。 非常に思慮深く聡明な女性だが、 王家の人間としての帝王学からか冷徹な態度を貫き、 喜怒哀楽など個人的な感情を表に出す事は少ない。 しかし母親への侮辱だけは許さず、 逆上し怒りをあらわにする事がある。 戦乱の中、ナウシカやユパとの出会いを経て真の王道に目覚めていく。
「風の谷のナウシカ」1 巨大産業文明滅亡後1000年、人類はわずかに残された居住可能な土地に点在していた。そんななかのひとつ、「風の谷」のナウシカは、ある日腐海で王蟲の抜殻に出会うのだが……。 やはり迫力はアニメのほうが格段にあります。動画やBGMには勝てない。しかしストーリーは、単純な勧善懲悪とエコ推進のアニメに比べ、原作のほうがずっと深みがあります。腐海の蟲や植物はすごい。どうやったらあんなデザインを思いつくんだろう。王蟲はまるむしがモデルらしいですが。クロトワはわりと好きですが、「かわいいぜクシャナ…」とうそぶく表情がオッサンくさくてやらしいよ。でもコルベットを巧みに操縦するシーンはカッコよかったです。非情なのに、死んだ部下のために泣くクシャナも好き。 「風の谷のナウシカ」2 ペジテ市のアスベルと腐海から脱出したナウシカ。そのころトルメキア戦役が勃発し、ナウシカは古い盟約によって、ト
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