例外として思いつくものとして、一九六三年十月から一九六四年一月にかけて起きた西口彰事件がある。この事件は佐木隆三氏によって小説化(『復讐するは我にあり』)されたが、発端は本書と同様に福岡県を舞台としていた。 西口は詐欺や窃盗などで服役歴はあったが、犯罪者としてはチンケな小物にすぎなかった。その彼が人が変わったようになり、大学教授や弁護士を騙って詐欺を繰り返すだけにとどまらず、福岡県、静岡県などにおいて五人もの殺人をひき起こした。この豹変ぶりは、当時の捜査官にも理解しがたいものがあった。西口の場合と同様に松永の本来の正体は、詐欺師という顔は表面的なものに過ぎず、サディスティックな殺人鬼であったのかもしれない。 海外に目を向ければ、表の顔は詐欺師である大量殺人者が散見される。その代表的な例は、一八六〇年生まれのハリー・H・ホームズである(『殺人ケースブック』 コリン・ウィルソン 河出文庫)。医
アーサー・ウィリアムズという正体不明の作家の作品に、『この手で人を殺してから』という短編ミステリがある。本書を一読して、まずこの小説が頭に思い浮かんだ。日本ではあまり知られていないが、世界の短編ミステリのオールタイム・ベスト5に入るという一編である。 その理由はどうしてかというと、小説で描かれた犯行後の死体処理の方法が、本書の事件とよく似ていたからである。『この手で……』の舞台は、南アフリカの農場である。殺人を犯した犯人は、死体を農園の機械で肉も骨もミンチ状にし、さらにそれを飼育している鶏のエサにしてすべてを処分してしまった。 この小説は筆者が実際に犯した殺人事件をモデルにしたと言われており、短編ミステリのコンテストで入賞した後も、著者の正体は明かされなかったという曰くつきのものである。 一方で本書は、過去に例を見ない凄絶な連続殺人事件の真実を、きめ細かい取材を元に描いた類まれなドキュメン
2011年04月18日00:00 【閲覧注意】そろそろ最恐の怖い話を決定しようぜ 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/16(土) 23:13:53.76 ID:RbQateQuP お前らも怖い話は好きだと思うが、どれが一番怖かった? ただし地獄の牛鬼のように実体のないものはなしで頼む 俺は『リゾートバイト』を推す https://horror2ch.com/archives/2281262.html リゾートバイト(予備サイト) 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/17(日) 03:27:39.10 ID:PSmhN5AeO >>1こええ… 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/04/16(土) 23:57:37.67 ID:L9rKZ
3 名無しさん@涙目です。(東京都) 2011/04/10(日) 14:29:31.10 ID:7X/viiWJP
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